Abril 03, 2005
等々力渓谷~田園調布
今日は汗ばむくらいの暖かさ。
多摩川古墳をデベデベ歩いて、等々力渓谷、田園調布の豪邸街まで行った。
多摩川古墳もお花見の名所のようで、
まだ一分咲きの桜の木の下にシートを敷いて昼間から飲めや歌えの宴会に興じる人々よ。
楽しそうで平和な光景……
丘の上から見下ろす多摩川も綺麗だった。
ところどころに青いテントハウスの花……
そこに住む人々にも平等に季節は巡る。
方向音痴の僕は、ナビゲーションを連れにまかせていたので
どこをどう歩いたのかは定かでないが、
等々力渓谷の中を散策する。
渓谷の中の茶屋であんみつなど食べて、
また歩き出す。
方向音痴の僕は、ナビゲーションを連れにまかせていたので
どこをどう歩いたのかは定かでないが、
田園調布の豪邸街に入る。
金持ちっているんだなぁ……(¨ )
その家々はちょっと立派なんてものじゃない。
一区画が全部敷地で入り口がどこなのか分からないような家もあった。
豪邸の迷宮をうろうろしている二人のパンピー(*)
これでもか、という豪華さ、大きさに威圧されているうちに、
驚きと羨望を通り越してなぜか腹が立ってくる。
仮にこんな家にお呼ばれしたとする。
ケーキでも買っていそいそ出かけて玄関に通されて、
「いやいや、よく来てくださいました、こんな“わび住まいに”」
なんて言われたら買ってきたケーキを投げつけたくなるだろう。
それにしても、豪邸の迷宮には店が無い。
スーパーマーケットも八百屋も肉屋も喫茶店も無い。
察するに、地価があまりに高いので普通に商売をやっても採算が取れないのだろう。
小さな魚屋だけは一軒見つけたが、どう見ても趣味でやっているような店構えだった。
あぁ、良かったヨカッタ。
幸いなるかな貧しき者、僕は横浜のパンピー(*)エリアに住んでいるが、
コンビニまで歩いて1分、大型スーパーまで歩いて5分、パソコンショップまで歩いて5分、
いいだろいいだろ……
と言っても負け惜しみに聞こえるかい?
も一つ言わせて貰えば、
豪邸の迷宮の中で停車している覆面パトカーを2台見た。
明らかに張り込み中とお見受けしたが……誰かが逮捕されるのだろうか?
それはそうと、豪邸見物ってクセになりそうだ。
この次は昔住んでいた広尾の辺りにでも行ってみよう。
*パンピー :
「一般ピープル」の差別的略称。特殊な立場の人間が、
そうではない立場の人間を指して使う。
用例;「どうせお前らパンピーはこんな所には住めないだろう!!」
【このエントリーの関連書籍のご紹介】
田園調布にもホームレスが居るんですねぇ。
この本、かなり売れているそうです。
Porto Norte Classico Concert
出演:福井伸治(ギター) 結城春香(ソプラノ)
2014/10/4(土)15:00~ 横浜市大倉山記念館ホール
投稿者 S-FUKUI : Abril 3, 2005 10:13 PM
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