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Abril 30, 2005
鎌倉
昨日は僕としては大変にめずらしく、午前中からのお出かけ。
久しぶりに徘徊に行った。
僕の町からほんの40分ぐらいで行ける小京都、鎌倉へ行った。
初夏のように陽射しが強く暑かったけど、
歳のせいでめっきり寒さに弱くなった僕には嬉しい気候だった。
鎌倉駅で降りると僕たちと同じように
「さぁ、これから歩くぞぉ」
と気合の入った人々が沢山いた。
方向音痴な僕はナビゲーションはパートナーにまかせっきりだったので、
どこをどう歩いたのかは定かでない。
とにかく、大仏様の居る鶴岡八幡宮の方向ではなく、
パートナーが行きたがっている妙法寺の方角へ向う。
歩きながらなんとなく心が安らぐのはレトロな町並みのせいか、
それとも町に溶け込んでいる自然の美しさのせいか。
小川を見つけるとついつい水の中を覗きこんでしまう。
透きとおった水からは海の香りがする。
なんとか言うお寺(名称失念)に入り軽く散策したところでお腹が空いたので
アジアンフードの小さなお店に入り、カルビクッパを食べた。
本当に小さなお店で、カウンターの隣に並んで座っているカップルの会話が全部聞こえてしまう。
まだ付き合い始めたばかり、いや、付き合っているとも言えないような、
ぎこちないカップル……。
男はどうやら美容師らしく、女は会社勤めらしい。
男の話し声が……止めておこう。
これを書き始めると話題が鎌倉からどんどんずれてしまう。
本格的韓国風味付けのカルビクッパと真昼のビールで元気になって、
また歩き出す。
方向音痴な僕はナビゲーションはパートナーにまかせっきりだったので、
どこをどう歩いたのかは定かでないが、
目あての妙法寺にやってきた。
拝観料300円を払って入る。
ちなみに、入れるのは土日だけだそうだ。
本堂の仏様にご挨拶してから石段を登る。
石段を登る。
石段を登る。
石段を登る。
別名「苔寺」と言われるその由来は、この石段に生えている苔らしい。
滑って転んだら大変なので慎重に登る。
目的地に着いた後の僕たちは、そこから本格的な徘徊を始める。
とにかく無目的に歩くのが大好きな僕たちだ。
逗子の海岸まで歩いて砂浜に座る。
パートナーが持ってきた八朔を食べていると、カラスが低空飛行で迫ってくる。
彼らは砂浜にいる人間の食べ物を奪うことを生業としているらしい。
八朔には興味がないのか、無事に奪われずに食べる事が出来た。
歩いて行けそうな距離に海に面した洒落たマンションのような建物が見える。
リゾートマンションだろうか、それともホテルだろうか?
こう思うと行ってみたくなる僕たちだ。
砂浜から岩場のようなところを歩いて登って行く。
フェニックスの木がきれいに並んでいる風景はまるでカリフォルニアのビーチのようだ。
“逗子マリーナマンション”
おぉ、やはりリゾートマンションかぁ。
ヨットを持っている人達がここに部屋を買って週末なんかに遊びに来るんだね。
いいな、いいな、お金持ちはいいなぁ……
マリーナに係留されているヨットをボーっと見ていられるベンチに二人で座る。
後ろには逗子マリーナのチャペルがある。
おぉ、ちょうど結婚式が終わって正装した参列者が出てきた。
若い人ばかりだ。
しばらく見ていると新郎と新婦も出てきた。
なんとなく、チキショー、という気分になる。
そろそろ行こうか。
本当は徘徊パートナーと晩御飯を一緒に食べたかったんだけど、
やれやれ、うちのワガママなジジババと横浜で食事をする約束をしてしまったので
断腸の思いでパートナーとは横浜で別れる。
その後、家族で喧嘩にならないように細心の注意を払いながら食事をしたけど、
やっぱり家族で飲む酒はマズイ。
なんでだろう?
こんな風に休日の出来事などをつらつらとブログに書くのって楽しい。
このサイトのような独自設置型のブログはちょっと大変だけど、
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是非ブログデビューして楽しい日記を書いて下さい。
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投稿者 S-FUKUI : Abril 30, 2005 07:31 PM
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