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Septiembre 18, 2006

神秘の生命力

日曜夜の楽しみ、ラジオ日本の「ミッキー安川の雑オロジー」を聴いていたら、ちょっと小腹が空いたのでキッチンへ。

床を這いずる黒いヤツ。
父親かと思ったらそうではなくて、ゴキブリ君だった。

時々換気扇から侵入してくるものと思われ、
無駄な殺生はしない僕ではあるが、
あの不気味さはやはり許せず、
慌ててコックローチを取り出し、
ゴキブリ君に噴射。

悶絶しながらくず入れの陰に入っていったので、
そこに向けて毒ガス攻撃続行。
塹壕のなかに催涙弾を打ち込まれた戦争の犠牲者を悼みながらも
やはりテロとの戦いは止むを得ない。

しばらく見ていると、
ヨロヨロと力ない足取りでゴキブリ君はキッチンの中央へ。
そこで横臥しながら6本の足と2本の触覚を動かし身悶えている。

さて、これはどうしたものか?

この苦しみを一刻も早く終わらせてやりたい気持ちと
怖くてこれ以上見たくない、触りたくもないという気持ちが
せめぎ合う。

結局、明朝に母か父が見つけてなんとかするだろうと
その場に放っておいてお風呂に入った。

風呂から上がって喉が渇いたので、
またしても恐怖のキッチンへ行くと、

彼の足と触覚はまだ生への執着を見せてうごめいている。
毒ガス噴射から1時間以上経っているというのに
なんという生命力だろうか。

よく言われることだが、
核戦争で地球が滅亡してもネズミとゴキブリだけは生き残るらしい。

そんな生命力と貪欲さが羨ましい。



Porto Norte Classico Concert
出演:福井伸治(ギター) 結城春香(ソプラノ) 2014/10/4(土)15:00~ 横浜市大倉山記念館ホール


投稿者 S-FUKUI : Septiembre 18, 2006 02:08 AM

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