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Abril 15, 2005
千鳥ヶ淵 皇居周辺を徘徊
今日ってたしか金曜日だ。
世間一般の多くの方々は働いている。
世の中は動いている。
なのになぜか、会社勤めをしている筈の徘徊パートナーから東京徘徊に誘われる。
金土日は演奏会やリハーサル以外の仕事はしないことに決めているので、
「うん、今日は僕暇でぇーす(^_^)」
というわけで、地下鉄半蔵門線九段下駅から地上に出ると、
そこはかの有名な千鳥ヶ淵だ。
桜の名所としても名高い。
水面に映った桜の花びらが美しい。
「散りかけた桜も綺麗だね」
「私みたいね」
「……」
いや、あなたは桜に例えれば満開です……なんて恥ずかしくて言えなかった。
相変わらず方向音痴な僕は、ナビゲーションは徘徊パートナーに任せ切りで
デベデベとついて行く。
靖国神社の中などをウロウロと散歩する。
なにかとニュースのネタになる場所ではあるが、意外と警備は手薄だ。
制服警官が入り口に立っているだけ……いやいや、まさかそんなわけはない。
ちゃーんと私服警官が中に何人もいるのですよ。
さて、昼食のサンドイッチとアイスコーヒーをどこで食べようか?
おぉ、千鳥ヶ淵緑道のベンチなんて良いではないか。
猫も沢山いるし。
ちゃんとキャットフードを貰っているので、僕たちのサンドイッチにも無関心だ。
逃げもせず媚びもせず、悠々自適の猫たちだ。
素晴らしい桜の風景を見ながら昼食を済ませて、また徘徊を続ける。
お堀の中に貸しボート屋がある。
「ボート乗りたい、乗りたいよぉ」
と駄々をこねて、30分だけ乗ることにする。
手で漕ぐタイプと脚でペダルを回すタイプがあったので、脚にする。
ハンドルがついているから舵が取り易そう。
水面から見上げる都会の風景、岸に咲く花々……
平日の昼間になんと贅沢な時を過ごしているのだろうか、僕たちは。
ボートを降りてから、また徘徊を続ける。
相変わらず方向音痴の僕は、ナビゲーションはパートナーに任せ切りなので、
どこをどう歩いたのか定かでないが、
“ローマ法王庁大使館”の前にやってきた。
千代田区麹町だ。
都会だ。
そしてここにも人が住んでいる。
なんとまぁ立派なマンションたち。
また僕たちの病気がはじまった。
いったいどんな人がこんな大都会の、日本のまん真ん中に住んでいるのだろうか?
このマンションは買えばいくらぐらいか?
賃貸ならいくらなのか?
そんなことを考えはじめる。
しかし幸いなことに、マンション郡はほんの一角だけ、すぐに大きな通りに出る。
さて、どこをどう歩いたのか定かでなかったが、
どうやら僕たちは皇居のまわりを半周ほどしたらしい。
日も暮れ始めたので電車に乗って僕らのパンピー街に帰ることにしよう。
と、気分もリフレッシュしたので、また練習にはげみます。
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投稿者 S-FUKUI : Abril 15, 2005 10:31 PM
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